米ドルを買うなら外貨預金よりもFX口座で

FP茂田

歴史的な円安により最近米ドルを持ちたいという人が増えてきました

そこで今回は米ドルを持つなら外貨預金よりもFX口座をオススメする理由を、FX歴13年の私が解説します！

歴があるのは分かったけど戦績はどうなんだよ！

FP茂田

戦績は13年一度も負けてません！

嘘つけ、そんなやついるかよ！

FP茂田

本当です！ある意味ずるいやり方だけど、誰でも負けないFXは可能です。そこもあわせて解説します！

✔︎記事の内容

外貨預金よりもFXをオススメする４つの理由

手数料
流動性
預金保護
スワップ金利

FXの３つのデメリット

外貨のまま使えない
慣れが必要
資金管理が必要

負けないFXとは

外貨預金よりもFXをオススメする４つの理由その1:手数料

2022年3月にドルをもつ目的別での解説記事でも書きましたが、外貨預金の為替手数料はシンプルに高いです。最近では各銀行ともキャンペーン金利を出していて、一見うまそうに見えますが実際に計算すると手数料負けすることがよくあります。それほど外貨預金の為替手数料は高いです

それに比べFXの手数料は外貨預金の1/30程度で格安です。為替差益狙いとはいえ、手数料は安いに越したことはありません

外貨預金よりもFXをオススメする４つの理由その２:流動性

外貨預金は基本定期預金なので、満期や違約金があり気軽に売買がしにくい仕組みになっています

それに比べFXはスマホ一つでいつでも気軽に売買ができます

資産分散や長期保有で米ドル持をちたい人にはあまり気にならないかもしれませんが、最近の円安トレンドにより米ドルに興味を持った人は、とりあえず円安の恩恵を受けたいう短期的な思考だと思われます

その場合は大きく円安に動いたタイミングで売って儲ける必要があるので、売買の流動性はかなり重要です

FP茂田

いつでも売買ができるがゆえ、常に為替の動きが気になり暇さえあればチャート見てしまって生活に支障が出ないよう注意が必要です

外貨預金よりもFXをオススメする４つの理由その３:スワップ金利

FXでドルを保有していると毎日スワップという金利がもらえます。毎日です。この金利は日米の金利差により変動しますが、2023年10月時点で１万米ドル当たり約120円/日もらえます。少し専門的な話になりますが、FXはレバレッジ取引が可能で１万米ドルを安全に保有するのに３０万円必要です。それを踏まえ、スワップ金利を年利換算すると約14％です。外貨預金金利の約２０倍です。中々思ったように円安が進まずずっと売れない状況になってしまっても毎日スワップ金利がもらえるのでまぁいいかと思えるところがFXをオススメする大きな理由の一つでもあります

ちなみ私は10年前に買った豪ドルが中々上がらず今だに持っていますが、スワップ金利だけで総額３０万円くらい稼いでくれています

外貨預金よりもFXをオススメする４つの理由その３:預金保護

銀行の外貨預金は預金保護の対象外ですが、FXはFX会社倒産時に証拠金が保護されます

倒産の心配をする人は少ないと思いますが、可能性がゼロではないので保護されることは安心材料になります

FXの３つのデメリットその１:外貨のまま使えない

銀行の外貨預金は米ドルのまま送金したり引き出して使うことができますが、FXは必ず円に換金しないと使えません。多くの人は円安時に円に換金して使うことを狙っているでしょうからあまり気にならいとは思いますが、海外でドルのまま使いたいという人にとってはデメリットになります

FXの３つのデメリットその2:操作に慣れが必要

実際はそこまで難しくないものの、FX口座への入金、米ドルの売買注文、保有状況の確認、チャートや価格の見方などは初見の人にとってやや難しく感じると思います。ここは使っていれば慣れます。

FXの３つのデメリットその３:資金管理が必要

FXの大きな特徴の一つがレバレッジ取引です。簡単にいうと持っているお金以上の金額を扱うことができます。レバレッジ１倍（レバレッジをかけていない状態）では１万米ドル保有するのに１万米ドル相当の日本円が必要ですが、最大レバレッジの２５倍に設定すると約６万円で１万米ドルを保有できます。しかしドル安になり保有している米ドルの価値が一定水準を下回ると強制的に売られ入金したお金が減ってしまいます。この強制的に売られることをロスカットといいます

FXの最大の特徴であるレバレッジ取引を安全に行うには、自分の資産状況に対してどれくらいの外貨を保有できるのか、どれくらいの値動きに耐えられるのかというのを管理する必要があります

覚えてしまえばなんてことはないですが、この資金管理が面倒に感じるかもしれません

そんな人はレバレッジ１倍で取引すれば問題なしです