火災保険の選び方【安さだけで決めてはいけない?】

火災保険を見直したいけど、どう選べばいいのかな?

そんなの一番安いの選んどけば良いに決まってるだろ!

FP茂田
FP茂田

価格ももちろん重要だけど、安さだけでは決められないのが火災保険です!今回は実際に僕自身の火災保険の営業担当者にお話を聞いた上での解説をしていきます

 

✔︎この記事の内容

  • 火災保険の選び方とポイント【価格と入り方】
  • 安さだけで決めてはいけない理由【会社規模と担当者でかなりの差が出ます】

 

火災保険の選び方とポイント

ポイントは価格入り方(通販型か代理店型か)です

それぞれ解説していきます

価格

当然のことながら価格はポイントの一つです。

火災保険は入れ替わりが激しいのでまずは一括見積もりサイトを活用し比較します。

とにかく安いものに入りたい人は最安を選べば良いですが、安さだけで選ぶのは必ずしも得とは言えないのが火災保険です。後ほど詳しく解説します

 

通販型か代理店型か

火災保険の入り方は、ネットから直接申し込める通販型と代理店を経由する代理店型の2種類あります

それぞれの特徴を理解し選択しましょう

 

✔︎通販型

  • ネットで気軽に見積もりや申込みができる
  • 補償内容や特約は自分で選択する(知識ない人は迷うポイント)
  • 加入後に保険を実際に使うときは直接保険会社に申請する

 

✔︎代理店型

  • 担当者がつき、補償内容や特約を相談しながら決められる
  • 加入後保険を使うときは担当者に相談してから申請できる(ここが結構重要)

 

火災保険は補償の範囲が意外と広く、白黒はっきり線引きされていないグレーで曖昧な部分が結構あります。よって申請方法や担当者でかなり差が出ます

 

例えば同じ傷や破損でも経年劣化だと対象外だけど、自然災害や偶然の事故なら対象になります。

真実はさておき、その違いは申請書をどう書くか、提出する写真をどう撮るかで結果が左右されます。

この辺を熟知した経験豊富な担当者に相談ができるようにしておくと、安さ重視の通販型保険よりも結果的に多くの保険金が貰える可能性があります

この辺が代理店型の大きなメリットとも言えます

 

賃貸の場合は使う頻度も少ないので価格や安さ重視で通販型を選択しても良いですが

持ち家や投資用不動産は自分で修繕をしないといけないので代理店型を選択し担当者をつける事をオススメします

良い担当者と出会えるかは運次第になってきますので、実際にお付き合いをしていきながら見極めていきましょう(合わなければ途中で変更すればいいです)

 

ちなみに僕の思う良い担当者の基準です

  • 経験豊富(勤続3年以上)
  • レスポンスが早い
  • 一生懸命対応してくれる

 

安さだけで決めてはいけない理由

いくら保険料が安くても使える範囲や機会を渋られると結果的に得になりません

使うと等級が下がり翌年以降の保険料が上がる自動車保険とは違い、火災保険はどれだけ使っても影響ないので使えるものはガンガン使っていきたい所です

 

しかし保険会社や代理店の立場からするとあまり使っって欲しくありません

と言うのも、会社の業績や代理店の報酬の仕組みが、売り上げ以外にどれだけ契約者に保険金を払ったかが関わってくるからです

簡単に言うと、たくさん保険を使われると業績は悪くなり報酬が下がる仕組みになっています

小規模の保険会社や代理店であればあるほど、あまり保険を使ってほしくないのでお客さんの有利になるような助言はしたがらないし、支払いを渋る傾向にあります

担当者単位でこの辺の報酬が組まれているケースだと、なおさらこの心理が働きます

 

逆に大きい保険会社や代理店ほど、その辺は寛容でスムーズです

 

多少保険料が高くても、最安の保険と比べても年間数千円程度です

しかし実際に火災保険を使う時には数十万〜数百万規模の修繕は普通にあります

 

保険適用になるように対応してもらえれば、一瞬でもとがとれてしまいますね!

 

まとめ

まずは一括見積もりサイトを活用して料金を比較しましょう

そしてなるべく規模の大きい会社を選びましょう

迷った場合は大手(東京海上日動、損保ジャパン、三井住友海上、あいおいニッセイ同和、AIG損保)辺りから最安を選んでおけば問題ないです

オススメの一括見積もりサイトを貼っておきます

【インズウェブ火災保険一括見積もりサービス】

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