部屋の片付け中に壁紙を傷つけてしまった、、、
食器を落として床を傷つけてしまった、、、
やってしまいましたね!
退去時に修繕費用ご請求しますので、そのおつもりで!
痛い出費だ、、、何とかならないかな、、、
独立FP歴10年、引越し経験6回のこの私がなるべくお金払わなくて良い方法を伝授しましょう!!
✔︎記事の内容
①賃貸の床や壁紙を傷つけてしまった時にできるだけお金を払わないようにするための対処法【火災保険の活用と退去時の交渉】
②実際に火災保険を使ってみた体験談
③やってしまった時にとるべき行動【保険内容の把握】
賃貸の床や壁紙を傷つけてしまった時になるべくお金を払わないための対処法【火災保険の活用と退去時の交渉】
賃貸に住んでいる人は必ず加入している火災保険の借家人賠償を使います
借家人賠償は借りている家を壊してしまい貸主に対して賠償責任を負った時に補填される保険です
ポイントは偶然起きた事故で、故意の場合は認められません(そりゃそうだ)
✔︎認めらる具体的ケース
- 食器を落として床を傷つけてしまった
- 家具を運んでいたら床に傷をつけてしまった
- 子供が壁に落書きしてしまった
- タバコの焼け跡
✔︎認められない具体的ケース
- 水漏れや結露を放置して床が変色してしまった
- 家具を長年置いていたら箇所が変色や跡がついてしまった
- タバコで壁紙が黄色く変色した
- 大人が壁に落書きをした
家具の置き跡など生活する上での自然な汚れは、火災保険で対応はできませんが、基本的に入居者が負担するものでは無いので退去時に交渉すれば払わずに済みます(逆に知らないとボッタクられます)
ちなみに食器を落として床を傷つけた場合、当然食器も割れます
その場合、食器も保険の対象になります(家財補償)
実際に火災保険を申請してみた
先日僕自身が食器を落として床を傷つけてしましい、実際に火災保険を使って直しました
以下流れです
- 保険証券を手元に用意して電話をする
- 部屋の片付けをしていて偶然食器を落とし床を傷つけてしまったと伝える
- 保険会社から申請書類が送られてくる
- 管理会社に連絡し修理依頼と見積もりをもらう
- 損傷箇所の写真、修理見積もり、修理費用の領収書を同封し申請書を返送する
- 後日入金
ポイントは事が起きたら速やかに連絡となっているので、電話連絡の際に直近の日にちを伝えましょう
何も知らなければおそらく退去時に数十万円支払う事になったところを
今回火災保険を使い、自費が一切かからず修理する事ができた上に、割れた食器代も補償され少し得した気分です♪
火災保険の内容把握
火災保険は自然災害以外にも家財の補償や他人に怪我をさせてしまった場合の賠償責任の補償などにも使えて結構幅広いです
しかも自動車保険と違って、使ったら等級が下がり翌年から保険料が上がるなんて事もないので、よく内容を把握して使い倒しましょう
家の中の何かを直す場合は、火災保険使えないかな?と少しだけ考えて内容を見直してみるのが良いです
火災保険が使えるかも?意外な具体例
- 自転車で怪我をさせてしまった
- 子供が他人を怪我させてしまった
- ペットが他人を怪我せてしまった
- ペットが家具を引きちぎった
- 家でストレッチしていたらスーツのお尻が破れた
- 買い物中に売り物を壊して弁償する事になった
- ゴルフで打った玉が人にあたり怪我をさせてしまった
- 駐輪場に止めておいた自転車が盗まれた
- 家でコーヒーをこぼしパソコンが壊れた
思ってる以上に幅広いですよね!!
まとめ
お部屋の壁や床を傷つけてしまったら
慌てずにまずは火災保険の証券やパンフレットを引っ張り出して内容の確認をしましょう
適用されるか微妙だな〜と思ったら、とりあえず保険会社に連絡をしてみましょう!
その際のポイントは以下2つです
- 日にちを開けずに速やかに
- 故意ではなく偶然の事故
生活している上での自然な汚れや傷や劣化は火災保険対象外です
その場合は、国土交通省の「原状回復のトラブルとガイドライン」をもとに、退去時に交渉すればかなり減額されます(何も言わないとしっかり請求されます)
知らないだけで数十万円変わってくるのでしっかり学んで知識武装していきましょう!
火災保険の見直しや新しく入る方は下記の記事で選び方を解説しています
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