年利100%以上は当たり前?仮想通貨の資産運用

 

 

ビットコインが儲かると聞いてとりあえず買ってずっと持ってはいるけど、、、

 

 

FP茂田
FP茂田

インターネット上のタンス預金状態!なんてもったいないことを!!

今や仮想通貨でも資産運用ができる時代。しかもその利回りは年利数十%〜数百%なんて話がゴロゴロあります

今回は仮想通貨での資産運用について、専門用語を使わずに超簡単に解説します!!

 

 

✔︎記事の内容

  • 年利100%以上は当たり前?仮想通貨の資産運用
  • 運用方法の種類と利回り(レンディング、マイニング、ステーキング、イールドファーミング)
  • なぜこんなにも高利回りなのか
  • 仮想通貨運用のリスク(管理者の倒産、送金ミス、ハッキングによる盗難、サービス閉鎖、コイン価格暴落)
  • リスクを抑えたイールドファーミングでの運用方法(ドルに連動した仮想通貨を使う)
  • 運用の準備(取引所、ウォレットの開設)

 

年利100%以上は当たり前?仮想通貨の資産運用

初めに実際の運用画面を見てください(APYが年利です)

 

年利数十%〜や数百%〜というのがゴロゴロあるのがわかると思います

そして何なら見慣れないKやMという単位

1K=1,000

1M=1,000,000です

 

FP茂田
FP茂田

一番上のBLZDという通貨はなんと年利103,000,000%!!

1億%超えています!!!

こんなのバカげてる!

絶対にバグか詐欺だっ!!

 

気持ちはわかります。僕も初めに見たときはそう思いました

しかしこれが仮想通貨運用の現実世界なんです

 

数年前からビットコインが儲かる!仮想通貨が儲かる!!と聞いて何となく買ってはみたものの、売り時が分からず放置という人は多いのではないでしょうか

 

そして最近買った人も、値上がりを期待しているものの、ほとんどの人は具体的にいつ売るか決まってなく数年間放置することになる人が多いことでしょう

 

どーせ数年間放置するなら、運用しないのは非常に勿体無いです

 

 

運用方法の種類(レンディング、マイニング、ステーキング、イールドファーミング)

たくさんの運用方法がありますが、今回は代表的な4種類の運用方法をレベル別に紹介します

 

レンディング(初級編)

取引所に仮想通貨を貸し出して、利息収入を得る方法です

普段みなさんが銀行にお金を貸して(預金)、利息を得るのと同じです

 

FP茂田
FP茂田

銀行の預金はスズメの涙程度の利息しか貰えないけど、仮想通貨のレンディングは3%くらいもらえるよ!

レンディングサービスを行っている代表的な仮想通貨取引所はコインチェックビットバンクです

やってみたい人は、まずはどちらかの取引所でアカウントを作りましょう

ただ預けるだけなので、特に難しい操作はありません

 

一応コインチェックのレンディングの始め方の解説を貼っておきます

暗号資産(仮想通貨)レンディングの始め方と知っておくべき3つの注意点 | Coincheck
「暗号資産(仮想通貨)レンディングの年率は高いの?」「レンディングができる取引所はどこ?」このような疑問を抱いている方はぜひチェックしてみてください。取引所の比較情報や税金についても解説しています。

 

 

マイニング(中級編)

ビットコインはブロックチェーンという仕組みの上に成り立っていて、みんながビットコインを送ったり受け取ったりしているのを、マイナーという人たちによって全て検証がされています。マイナーはこの検証作業を行うと報酬がもらえます。その報酬をマイニング報酬といいます

 

昔は普通に自宅のパソコンで個人でもマインングができたみたいですが、今では競争が激化し、検証作業をより高速にできる高性能なパソコンをたくさん持っていて、かつそれをフル稼働させるための施設や電気代を払える企業しか稼げなくなっています。完全に資本力勝負となっています

 

最近は、そんなマイニング企業が個人からお金を出資してもらい、出資額に応じてマイング報酬を分配する仕組みが主流で、我々個人がマイニングに参加する一番ポピュラーな方法です

 

 

ステーキング(中級編)

マイニング同様、仮想通貨取引の検証を行なっている人に仮想通貨を預け一定期間ロックすることにより報酬がもらえます。マイニングもステーキングも、ブロックチェーンの仕組みの違いにより呼び名が違いますが、基本的には投資することにより報酬の分け前が貰えると理解しておけばOKです。年利は5〜数十%です

 

有名なのがETH2.0(イーサリアムのステーキング)です。

ただ、このETH2.0に参加するには最低でも32ETH(現時点で640万円程度)必要で結構ハードルが高いです。そこで最近では仮想通貨取引所がユーザーから集めた仮想通貨で、みんなの代わりに代表してステーキングに参加し、報酬を分配する仕組みがあり小額から参加できるようになっています

 

国内取引所で小額からステーキングに参加できるのでがコインチェックビットフライヤーです

今のところはどちらもLSKという仮想通貨のみステーキングができるようです

詳しい解説を貼っておきます

ステーキングとは?利益を得られる仕組みとリスク(Lisk)ステーキングサービスについて | Coincheck
「暗号資産のステーキングって何?」「ステーキングで利益を得る仕組みを知りたい」このような疑問を解決します。当社が提供する「リスク(Lisk/LSK)のステーキングサービス」では初心者でも利益を得られます。ステーキングとは、仮想通貨を保有する...

 

LSK以外の通貨でステーキングしたい人は、海外取引所のバイナンスがオススメです

バイナンスではETH2.0を始め、様々な通貨のステーキングに参加できます

解説貼っておきます

What Is Crypto Staking and How Does It Work? | Binance Academy
Crypto staking helps to secure and validate transactions on a blockchain. Validators help secure the network and receive...

 

 

イールドファーミング(上級編)

仮想通貨を貸したり借りたり交換したりする取引所に在庫を提供することにより、報酬がもらえます。仮想通貨を貸して利息を貰うレンディングと少し似ていますが、イールドファーミングの報酬の利回りは他の運用方法とは桁違いで年利数百%、数千%というのも珍しくありません

 

イールドファーミングでは、提供した仮想通貨の他に独自の仮想通貨が報酬で貰えます。例えば仮想通貨の貸し借りができるcompoundというサービスにETHを預けると、報酬でETHが貰えるのと、他にcompという独自の仮想通貨が貰えます。そしてこのcompという仮想通貨にも価値がついていて、取引所で売買できます。この独自の仮想通貨の価値も含めると年利数百%という馬鹿げた利回りになります

 

現在では数え切れないほどのイールドファーミングがあり、代表的なのが分散型取引所(管理者がいない取引所)のユニスワップスシスワップパンケーキスワップです。もちろん報酬はUNI、SUSHI、CAKEが貰えます。なんとも可愛らしい仮想通貨ですがしっかり価値がついています。こんな可愛らしいふざけた名前の取引所でも、日々数億円以上の仮想通貨が動いてるから驚きです

イールドファーミングをやる場合、専用のウォレットを使います

そしてそのウォレットを分散型取引所に接続して、好きな仮想通貨を預け在庫を提供します

引き出したい時にはまた同じウォレットを接続して、、、とまぁ色々とやることがあり慣れてしまえばなんてことはないんですが、全て英語で書かれています

 

また、専門用語がいくつも出てくるので、調べたり和訳したりが苦手な人にはかなりハードルが高く感じると思います

 

パンケーキスワップの実際の操作画面です

 

実に可愛らしいユルフワなサイトですが、始め見た時は全く使い方が分かりませんでした

 

専門用語でさらに英語だなんて、、、ダメだYouTubeでも見て寝よう

FP茂田
FP茂田

だからこそ参入者がまだまだ少なくて、そこを乗り越えた人だけに高利回りというご褒美があるともいえますね!!

 

 

 

なぜこんなにも高利回りなのか

一言でいうならば、それだけ多くの報酬を出さないと人やお金が集まらないからです

 

マイニングやステーキングの報酬がしょぼければ誰も検証作業をしてくれません。するとブロックチェーン上に成り立つ仮想通貨は機能しなくなってしまいます

 

仮想通貨の貸し借りや交換ができる取引所では、貸すための在庫、交換するための在庫が必要ですが、報酬がしょぼければその在庫が集まりません

 

仮想通貨業界全体としてまだまだ歴史が浅く、参入者も少なく、どのサービスも発展段階なので、多くの報酬を払って人とお金を集めたいのです

 

将来的に世の中に普及するようになる頃には、利回りも落ち着くはずです

 

FP茂田
FP茂田

ここまで高利回りなのは今だけということです!

限定とか、今だけという言葉に弱い私、、、

 

 

 

 

仮想通貨運用のリスク(管理者の倒産、送金ミス、ハッキングによる盗難、サービス閉鎖、コイン価格暴落)

ハイリターンな運用だけあって、とてもハイリスクです

代表的な5つのリスクを紹介します

 

①管理者の倒産

預けた取引所が倒産した場合、預けた仮想通貨は返ってきません

 

②送金ミス

送金先を間違えて仮想通貨を送金してしまった場合、そのまま消滅する可能性があります。管理者のいる取引所なら対応してもらえる可能性もありますが、管理者のいない分散型取引所の場合はどうにもなりません

 

そんなイージーミスするやついるのかよ!

FP茂田
FP茂田

高利回りのイールドファーミングでは、様々な通貨と規格の違うブロックチェーンが入り乱れていて、複数の取引所やウォレットも使うので、慣れている人でもたまにミスります!!

 

 

 

③ハッキングによる盗難

仮想通貨はインターネット上にプログラムされた仕組みによって成り立っていますが、そのプログラムのバクをつかれてハッキングにあう可能性があります。2018年に日本の取引所コインチェックがハッキングにあい580億円相当の仮想通貨NEMが盗まれました(コインチェックが被害者の損失を補填)

 

④サービス閉鎖

預け先のサービスが突如閉鎖すると、預けた仮想通貨は返ってきません

新しいサービスが次々に生まれますが、同じくらい次々に消えていきます。頑張った結果うまくいかずに力尽きていくのは仕方ないにしても、初めから持ち逃げすること前提で作られた詐欺サービスも結構あります。ひどいものだと、サービスを開始して3時間後にはサイトへアクセスできなくなるなんてこともありました、、、

 

⑤コイン価格暴落

高利回りだと思って報酬で貰った仮想通貨の価値が暴落すれば、結果的に損をします

サービス直後10倍になったと思ったら、数日後ほぼ無価値になったりとか普通にあります

 

 

リスクを抑えたイールドファーミングでの運用方法(ドルに連動した仮想通貨を使う)

ハイリスクハイリターンのイールドファーミングで、極力リスクを抑えて運用する方法が米ドル価格に連動したコインを使うことです

 

ビットコイン含め仮想通貨はとにかく値動きが激しいですが、一部米ドルに価格が連動したコインがあります

代表的なのがUSDTやUSDCというコインで、1USDT=1ドル、1USDC=1ドルになっています

このドルに連動したコインを使って運用をすれば暴落リスクはかなり軽減できます

 

ハイリターンのイールドファーミングの中では、このドルに連動したコインの利回りは低い部類になります。しかしそれでも30%以上はあるので一般的なドル建て金融商品での投資と比べるとかなり高利回りなはずです!

 

 

FP茂田
FP茂田

すでに外貨預金や米国株やドル建て保険等でドル建てのリスクが許容できている人なら、かなりいい投資先になると思います!!

 

 

運用の準備(取引所、ウォレットの開設)

仮想通貨運用の世界観を感じてもらったところで、いざやってみたいと思った人はいくつかの準備が必要です

 

【運用方法別の必要な準備一覧】

・レンディング(初級編)→対応している取引所アカウントが必要

国内ならコインチェックビットバンク

海外ならバイナンス

 

・ステーキング(中級編)→対応している取引所アカウントが必要

国内ならコインチェックビットフライヤー

海外ならバイナンス

 

・イールドファーミング(上級編)→バイナンスと接続するためのウォレット(おすすめはメタマスク)が必要

※メタマスクは使う端末(iPhone,Andoroid,Chrome)によってurlが違うので自身の端末に合わせて調べてください

 

 

どの運用をするにしてもまずは仮想通貨を買うことからはじまるので、国内取引所のアカウント開設と損しない買い方は覚えましょう(オススメ取引所と損しない仮想通貨の買い方は下記を参照ください)

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まとめ

値上がりするまでただひたすら取引所に置いておくのはもったいです。

自身のリスク許容度に合わせて運用してみましょう!

 

仮想通貨運用の世界は、まだまだ発展途上で仕組みが難しく感じるかもしれません。株式投資のように法整備もしっかりされてないし、誰でも気軽に安全に参加できるようにはなっていません。だからこそ、そこにお宝があるわけです!!

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