みなさん借金にどんなイメージを持っていますか?
- 利子がもったいない
- お金が足りない時にするもの
- 親からするなと言われている
- なすび色のスーツを着た強面の人から取り立てられる
- それでも返済できなけれが海に沈められる
しなくていいならしたく無いとマイナスのイメージを持っている人も多いんでは無いでしょうか
実は僕がFPとしてお金の事を学び始めた時に、世間の常識と一番ギャップを感じたのが借金に対する考え方です
そしてお金を賢く活用している人ほど借金とうまく付き合い、そうで無い人は借金を嫌い非常にもったいない付き合い方をしているように感じます
その違いを見ていきます
まずは金利についてです
例えば車や家を購入する時に、現金一括で買うのが金利を払う事なくかつ周りにも自慢できてベストだと思っていませんか?
一括で買えずともなるべく現金の割合を多くしてローンを少なくしようとしませんか?
僕は全く逆の考えです
お金が無いのにローンをくみ背伸びをして買うことには反対ですが、一括で払えるもしくはある程度まとまった現金がある場合にローンを使うことは大賛成です!
なるべく現金を使わずにローンを使いたいです
I LOVE フルローンです
なぜかという結果的にその方がお得だからです
金利にはマイナス金利だけでなくプラス金利もあるこを忘れていませんか?
お金を預けておくだけで増える金利もありますよね
代表的なものが銀行の定期預金です
(低金利すぎて増える実感が無いのも事実ですが…)
ではマイナスとプラスの金利を合わせて見ていきます
例えば1%で100万円借りたもの(マイナス金利1万円)を3%(プラス金利3万円)で増える所に移した場合、差の2%(2万円)増えていませんか?
右から借りてきたお金を左に受け流すだけで
増えちゃうんです!!
自分のお金は一切使わずに右から左にムーディーするだけです
金利は
安い所から借りて高い所に預けると増えるんです!!
一言で借金と言っても結構種類が多く、金利もかなりばらつきがあります
では安い金利の借金とは何でしょうか
以下みなさんにも馴染みのある借金と金利リストです
- 住宅ローン 0.5〜2%くらい
- 自動車ローン 0.9〜4くらい
- 奨学金 0〜3
- カードローン 7〜15くらい
- ショッピングローン7〜15くらい
- リボ払い 15くらい
- キャッシング 18くらい
- サラ金 18くらい
- ヤミ金(ミナミの帝王)360
- ヤミ金(ウシジマくん)1800
次に運用先リストです
- 銀行定期預金 0.02〜0.1%
- 海外定期預金 5〜15
- 円建て保険 1くらい
- 外貨建て保険 3くらい
- 国債 1〜3くらい
- 株 マイナス〜∞
- FX マイナス〜∞
- 不動産投資 3〜10くらい
みなさんでも運用可能なプラスの金利よりも安く借りられればいいわけですから
(僕が普段クライアントさんに提案している低リスクの運用商品で3〜10%くらいは狙えます。興味ある方は別途ご相談ください)
家、車、教育ローン辺りの借金金利が低利と言っていいのでは無いでしょうか
ということはこの3つのローンが組める時はお金を増やすチャンスということです!
いやチャンスというか…使わなければ損と言ってもいいレベルです
当たり前のことかもしれませんが各ローンはいつでも使えるわけではなく、その用途ごとに限られるわけです
住宅ローンは家を買うタイミング、自動車ローンは車を買うタイミング、奨学金は大学生のタイミングだけです
いい話聞いたし早速住宅ローン借りよ〜っと♪というわけには行かないんです
家買うタイミングって人生で何回訪れますか?
車は何台買い変えますか??
大学在学期間ってたった4年ですよ???
せっかくのチャンスだというのに
現金かき集めて頭金にしてる場合じゃないんですよ
ボーナス、退職金出たし繰上げ返済しよ〜っと♪とかしてる場合じゃないんですよ!
新車現金一括(キラン)とか言ってドヤってる場合じゃないんですよ!!
うちは奨学金なんて借りなくてもなんとか進学させられるので…とか強がってる場合じゃないんですよ!!!
借金することは恥でもなんでもないです
むしろ上記3つの借金に関してはラッキーチャンス到来です!!
そのチャンスを自ら放棄するなんて本当にもったいないです
もし今僕が学生時代に戻れるなら喜んで奨学金満額即申請です
次回は実際にどれくらい差が出るのか実践編を書きます
借金は恥でも悪でもダサくもなく
ただの便利な金融サービスです
いいお付き合いができると結構いいパートナーになってくれますよ
コメント
銀行自体は預けてもほとんど低金利なのに、そんなに高い金利の商品があるというのはどうしてですか?
そんなに高い金利の商品というのは何の事を言ってますか??
世の中では預けても低金利が当たり前と思ってるのでそこで低リスクでなんで3%以上が保証出来るのかが気になりました
運用の基本なんですが短期よりも長期の運用の方が安全かつ高利回りという原則があります。
銀行と保険会社で比較してみると、銀行は預金も貸出も短期がメインですが、保険会社は保険料の預かりも運用も長期で行われます。
なのでいつの時代も銀行の預金金利よりも保険会社の予定利率の方が圧倒的に高いので、今でも外貨建てで3%くらいは還元できるわけです!
保険商品でしたらみなさんにも馴染みがあってリスクも扱える範疇だと思います!
花火を見て涙を流したというのは信じてもいいですか?
俺も自分を疑ったよ
泣いたりするんだね。意外?
最近すぐ泣くよ?