最近犬を飼い始めたんだけど、ドッグフードは何を与えたらいいの?
種類が多すぎて選べないのと、もちろん良いものを与えたいけど毎日のことだから値段が高すぎるのはちょっとね、、、
自称愛犬家の私が代表的なドッグフード約30種類を徹底リサーチして分かったドッグフードの選び方とコスパ最強のフードを伝授します!
自称で名乗ってる奴ほど信用できないものはないね!
実は幼少期にうちの実家では20匹くらい犬を飼っていて、共働きの両親に代わって遊び相手になってくれていたのが犬達でした。
犬に育てられたと言っても過言ではありません!ちなみに今もサモエドを飼っていて溺愛しております!
✔︎記事の内容
- 価格=品質が成り立つドッグフード
- パッケージよりも裏面の成分に注目
- コスパ最強のドッグフード紹介
- フードの保管方法
- ペット保険は本当に必要か?
価格=品質が成り立つドッグフード
愛犬を迎えドッグフードを買いにペットショップへ行くと、あまりの種類の多さに驚きます。
それもそのはずドッグフードは全部で200種類以上あると言われ、ペットショップに並んでいるだけでも20種類くらいあります。
とりあえず店員さんにおすすめを聞き購入する方がほとんどだと思いますが、実際に愛犬との生活が始まるとフードに対する様々な考えが出てきます。
食いつき、毛並み、涙やけ、うんちの固さ、肥満と愛犬の健康状態に直結するドッグフードだからこそ、これで良いのかな?もっと良いものがあるでは?と思うのが自然です。
そんなフード選びで一番シンプルな方法は価格で選ぶことです。
ドッグフードは価格=品質が成り立ちます。高品質なものほどシンプルに高いです。
基準は1,000円/kgです。1,000円/kg以上のものを選べば間違いはないです
高品質なものほど原材料に肉や魚や野菜が多く含まれ、穀物が少ないです。穀物はかさ増し的な役割で栄養はほぼ無く安いです。自ずと安いフードほど肉や魚をあまり使わず穀物でかさ増ししています
また原材料の肉や魚の中でも、粗悪なもの(死骸や病気で廃棄されるような人間が食べないもの)が多く含まれていると当然安く、人間も食べるような良質な肉魚ほど高くなります
「迷ったら高いもの」というシンプルな法則を覚えておきましょう
パッケージよりも裏面の成分に注目
各社こったパッケージやキャッチーなフレーズで我々消費者の購買欲を刺激してきますが、重要なのは表よりも裏面の成分表記です。何が入っているのか必ずチェックする癖をつけましょう。
その際に注目するポイントをいくつか紹介します
肉類、魚類が一番始めに表記されているかどうか
ドッグフードの成分表は多く含まれているものから順に表記するというルールがあるので、肉類魚類が先頭に表記されいる方が望ましく、逆に穀物類が先頭に表記されているものは望ましくありません
詳細であればあるほどいい
表記のルールでは事細かく表記する必要はありません。従って売り手にとって都合の悪い情報は表記したくないものです。ミートミール、肉副産物、穀物類などアバウトに括られた情報よりも具体的に何の肉や穀物なのか表記されていた方がいいです。
添加物の着色料は特にいらない
添加物=悪いものと思われがちですが、保存料など品質の劣化を防ぐものは規定量を守れば入っていた方が扱いやすいです。
逆に全く不要な添加物が着色料です。人間にとって見栄えを良くするためのもので、実際に食べるワンちゃんにとっては全くもって不要です。
実際には赤色1号とか青色3号のように、まるで人造人間のような表記がされていますので注視してみてください。
国産=安心安全ではない 原産国の重要性
成分ほどではないですが、意識しておきたいのが原産国です。
何となく国産=安心安全と思われがちですが、ドッグフードにおいてはそうではないです。
というのも、各国ドッグフード製造販売するにあたってのルールが全く違い、ドッグフード後進国の日本は悪い意味で基準が緩く粗悪な原料でフードが作れてしまいます。
逆にドッグフード先進国のアメリカ、カナダ、ニュージーランド、イギリス、ドイツ等は基準が厳しく人間の食べ物と同等レベルです
ペット後進国の日本では近年ようやく家族の一員としての風土が根づきつつありますが、先進国に比べまだまだだペットは人間よりも下、フードも人間が食べれないものや残り物で十分という感覚があります。ペット先進国では、飼い主の求めるレベルも高いので自ずと品質も高くしないと売れません
何となく国産=安心安全と思わずに他国のものもチェックしましょう
動物病院オススメ=良質ではない
動物病院やペットショップで勧めてるものだから安心という理由でロイヤルカナンやヒルズを食べさせている飼い主さんは多いと思います。ちなみにうちもそうでした。肥満や下痢など特定の治療に対しての療養食として一時的に食べさせるのは良いですが、毎日の主食としてはあまり栄養価は高くなくお勧めしません。確かに動物病院がすすめているので悪いものではないですが、決して良いものでもありません
ちなみにこれはうちの犬が食べていたロイヤルカナンのフードです
肉類(鶏、七面鳥、ダック)、コーン、コーンフラワー、小麦粉、動物性油脂、小麦、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、ビートパルプ、魚油(EPA/DHA源)、大豆油、酵母および酵母エキス、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン)、ミネラル類(Cl、Ca、Na、K、P、Zn、Mn、Fe、Se、Cu、I)、ビタミン類(コリン、E、C、ビオチン、A、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、B12、B1、B2、D3、葉酸)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
タンパク質23%、脂質12%、粗繊維2.3%、灰分6.6%、水分10.5%、食物繊維6.4%
原材料的には問題ないのですが、タンパク質量は少なく糖質量が多めです。ちなみに糖質量は表示義務がないのでほとんどのドッグフードに書かれていません。なので自力で計算します
100ータンパク質ー脂質ー粗繊維ー灰分ー水分ー食物繊維
上記計算式に当てはめるとこのドッグフードの糖質量は39.2%です
高タンパク低糖質なものほどいいドッグフードで、タンパク質は30%以上、糖質は30%以下だと良いです
ロイヤルカナンミディアムアダルトはタンパク質23%、糖質39.2%と決して栄養価が高いとは言えません
コスパ最強のドッグフード紹介
お待たせしました。主要ドッグフード約30種類を分析した結果分かった、コスパ最強のフードを紹介します
品質は高タンパク低糖質なもの程良いと判定し上から順に並べています。
高品質なものほどkg単価も高い中、キラリと光る商品がメディコートアドバンスです。
他の高品質ドッグフードが軒並み2,000円/kgを超える中、メディコートは1,444円/kgです。
「できるだけ良いものを与えたいけど高すぎるものはちょっと、、、」という人もこれなら続けられそうじゃないですか?
しかも原産国は日本で、何となく国産がいいという人にもピッタリですね!
他にもいくつか紹介します
K9ナチュラル
ドッグフード最高峰。価格は驚異のkg1万円越え。値段は気にしないからとにかく良いものを与えたいという飼い主さんにお勧めです。
一覧だと2位ですが、形状が他のドライフードと違ってフリーズドライになっていて、水分量がゼロなので2位の栄養価ですが、実際には水でふやかして与えるのでその水分量も考慮するとぶっちぎり1位です。
キアオラ
ドッグフード先進国の中でも特にニュージーランド産のフードは高品質高価格が多い中、キアオラは高品質ながら比較的リーズナブルです。
粒も小粒で小型犬やパピーでも食べやすく、味もラムやサーモンやビーフの他に、珍しいカンガルーもあります
ビタワン
今回調べた中で最安値のフードです。
栄養価的には全くお勧めしませんが、とにかく安いもので腹に溜まれば何でも良いという飼い主さんには合うと思います。
ペットショップ以外でも、ホームセンターやコンビニでも買える一番気軽なドッグフーです。パッケージも黄色と赤で、ドグフード界のマクドナルド的存在です
フードの保管方法
せっかく品質にこだわりドッグフードを選んだのであれば、保管方法にも気をつけてみてください。というのも、ドッグフードは空気に触れた瞬間から酸化が始まります。どんなに良質なフードでも酸化したものを食べれば下痢や病気に繋がります。
大きいサイズで買い、封を開けたままや食べ残したフードをそのまま放置は最悪です。
なるべく小さい袋のものを買って短期間で消費するか、大きい袋で買う場合は別途酸化防止の容器に移しながら使うことをお勧めします。酸化防止のお勧めアイテムを2つ紹介します
ペット保険は本当に必要か?
以前記事にまとめたので貼っておきます
結論から言うとペット保険は得できない仕組みになっているので、なるべく保険に頼らず預貯金で対応できるよう準備しておくことをお勧めします。
先日うちの犬が排泄時に突然悲鳴をあげ病院に行きました。
レントゲンだけでは原因が特定できず後日CTとMRIを受け、お会計20万でした。
当然ペット保険は入っていないので流石に泣きそうになりましたが、トータルでは得できないことを知っているので今後もペット保険には入りません涙
まとめ
- ドッグフード選びに迷ったら1,000円/kg以上のものを選べ
- 裏面の成分表をチェック、肉や魚類が先頭に書かれていて高タンパク低糖質だといいフード
- ドッグフード界では国産=安心安全ではない
- 動物病院やペットショップがすすめるからと盲信するな
- コスパ最強ドッグフードはメディコートアドバンス
- 保管方法はフード選びと同じくらい重要。酸化したフードは危険
- ペット保険は得できない
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